超否定的レビューを見かけた話【中華まんの中身を見ない人】
どうも、灰猫です。
瑛人さんの「香水」という曲、けっこう前から流行ってますよね。
香水 / 瑛人 (Official Music Video)
最近はどこに買い物に行っても店内で流れてるくらい、
乗りに乗ってる曲ですよね。
そんな「香水」は配信限定だそうなんですが、
Amazon限定で自主製作版のCDが販売されてるようです。
その商品ページを何の気なしに見ていたんですが、
そしたら、めちゃめちゃに否定しているレビューを見かけました。
“これは「音楽」として成り立っていない”
“楽曲などとは程遠い不快な雑音でしかない”
僕はアーティストのファンでも特別この曲が好きなわけでもないのですが、
(曲は買ってないしYouTubeでも聴かない、店頭で流れてるのを聴くだけです。)
「こんな酷いことよく言えるなぁ。なんでこんなこと言うんだろうなぁ」と
思ってしまいました。
そこで、どうしてこういった否定レビューになったのか、
その思考を僕なりに考えてみました。
例えば、中華まん。
「俺は中華まんは肉まんしか食わない!!
肉まんしか認めない!!!」
という人が、周りで人気のあんまんを食べて、
「何これ、まずい!こんな中華まんありえない!!
こんなの中華まんじゃない!!!」
と言ったとします。
この人は、中華まんを食べるとき、それがあんまんでもピザまんでも、
肉まんの味を期待して食べているんです
「中華まん=肉まん」
「肉まんじゃない=中華まんじゃない」
という持論を前提に、
中身が何なのかではなく、肉まんかそうでないかの判断基準で
「こんなの中華まんじゃない!!!」
と言っているわけです。
そりゃあんまんを肉まんだと思って食べたら不味いでしょうよ。
「香水」の“音楽じゃない”や“音楽から程遠い”というレビューもおそらく、
「自分の好みじゃない=音楽じゃない」
という考えのもとに言ってるんだろうな、と思いました。
中華まんは、肉まん、あんまん、ピザまん、カレーまんと
色んな種類があって、それぞれ好きな人がいるわけです。
そんな中で、「これは中華まんじゃない」なんて言ったら
顰蹙(ひんしゅく)を買いますよね。
香水のレビューも、嫌いなのも気に入らないのも好みだからしょうがないけど、
「音楽じゃない」は見ててやっぱり悲しいです。
人間、好き嫌いはあるし、評価を☆1にすることもあるけど、
言い方には気をつけたいですね。
ではでは。